歯科に関するネット知識の危うさなど

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歯科に関するネット知識の危うさなど

近年膨大な量の情報を吸収しながら発達していっているインターネットには、歯科や歯科治療にかんする、まったく真偽の怪しい情報があふれかえっており、特に「ステルスマーケティング」に代表されるような、歯科器具、歯磨き関係の商品などのマーケティングに漬かっているサイトもあるようなので、「歯科医院推薦!」や「歯科医院が教える歯科の○○な知識!」などという触れ込みやうたい文句を前面に押し出しているサイトには十分に注意しておく必要もあるようです。つまり、あなた自身が知識をベースにしてしっかりと情報を判別して基礎的な歯科の知識を得た後で、歯科選びをすることをお勧めしたいところなのです。もしもこのようなサイトの情報を鵜呑みにしてしまえば、誤った知識を身に着けたまま歯科医院に通うことになってしまい、まともな先生なのに治療法に疑問をもって歯科医院に行くことをやめてしまうなどの事態につながりかねません。インターネットの情報はいわば「玉石混淆」と言うべきであり、これらを吟味するためには、むしろアナログ的に、書籍などから歯科治療に関する知識を身に着けておく必要があるようです。少し専門的な話になってしまうので恐縮ですが、もしも医学・歯学系の論文をまとめたデータベースにアクセスすることができる環境が近くにあるならば、まずは初歩的な論文やレポートなどに当たって、インターネットで知り得た情報の真偽を確かめるのが何よりも確実です。要するに、インターネットを通じて知り得た歯科に関する情報はとにかく注意が必要であるいうことでしょう。それでも、知り得た情報が実際の歯科医選びや治療方法の選択に少しでも役立つならば、メリットのほうが大きいといえるのではないでしょうか?

 

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