歯ブラシの交換時期

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歯ブラシの交換時期

一般的な人であれば、一日に三回程度、毎日歯磨きを行っています。当たり前のように歯ブラシを使っていますが、交換の時期について意識したことはあるでしょうか。
結論から言うと、歯ブラシの交換は「一ヶ月に一本」が推奨されています。歯を磨いた後にきちんと洗って乾燥させていたとしても、毛束の根元は菌が繁殖しやすくなっています。歯ブラシ自体が劣化していないように見えても、衛生的に問題がありますので注意をしましょう。
また、使い方や毛質によっては毛が開いてくることや、コシがなくなってくることがあります。歯ブラシの背の側から見て毛が開いているように見えれば交換時期です。毛が違う状態になっていると清掃の能力が落ちてしまいます。きちんと当てたい部分に毛先が当たらなくなりますし、汚れを落とす力も弱まります。ある実験の結果では、普通の歯ブラシを100%とした時に、毛先の開いた歯ブラシでは63%程度の歯垢除去率に留まったそうです。歯ブラシは使い続けることで繊維が摩耗し、それに合わせてブラッシングで掛ける力も増加する傾向にあります。ただでさえ毛先が広がっている状態ですので、口内を傷つけてしまう可能性もあるそうですまた、使っていて少しでも違和感がある場合には、一ヶ月を待たずにすぐに交換をしましょう。口内はデリケートですので、硬さなどが合わないと感じた場合にも無理に使い続ける必要はありません。もったいないと思わず、自分に合った歯ブラシを見つけられるように、いくつか試してみましょう。歯ブラシの種類を問わず、1ヶ月経たずに毛先が開いてしまうという場合は、ブラッシングで掛ける力が強すぎる可能性があります。歯科で歯磨きの指導もしてもらえますので、一度相談をしてみましょう。

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