在宅歯科医療の普及と充実

著者:admin

在宅歯科医療の普及と充実

平成28年度の歯科疾患実態調査では、8020達成者は51.2%と半数を超えたとされました。しかし、今後ますます在宅医療を必要とする高齢者が増え続けると、たとえ歯が丈夫だとしても、自分でうまく磨けない、上手に飲み込めない、などの口腔トラブルを抱える高齢患者が増えることが予想されます。そこで日常的な在宅口腔ケアがますます重要になってくるのです。超高齢化社会を迎えるこれからの日本において、歯の健康もふくめた口腔健康管理が新たな歯科医療の分野となりつつあります。具体的には摂食・咀嚼などの口腔機能の回復、および食生活支援もふくめた在宅歯科医療。それらを通じた新たな試みの重要性が今まさに日本の歯科現場で求められているのです。

著者について

admin administrator

コメントを残す